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2020年相模原・平塚中等教育学校適性検査の問題・解答とポイント

[適性検査Ⅰ]

 

問1《社会・読解》難易度1(5段階中・5が最も難しい)

たろうさんのクラスが横浜市にあるシルク博物館で見学した内容について、発表する準備をしているという設定において、会話文も含めた問題となっている。

 

(1)社会の内容で資料を読み答える問題だが、読解力が必要とされる問題。文章の内容にあてはまるものを「すべて選ぶ」という問題は国語の読解力がなければ正しい答えは選べない。数値に惑わされるかもしれないが落ち着いて簡単な計算をして正しい記号を選べば大丈夫だと思う。「すべて選ぶ」というのが最近の選択問題の傾向である。

 

(2)文章のまとめの穴埋め問題であるが、しっかり文意を読み取り、入れる言葉を選べば難しくはない。これもしっかり答えて得点をもらいたいところである。

 

塾長ブログ記事

今年の平塚中等適性検査の合格ラインは?

 

問2《家庭科・算数》難易度2(5段階中・5が最も難しい)

 

家庭科の内容で朝食についての問題。会話文を読み問いに答える形の問題は中等でもよく出題される典型的な問題。

 

(1)アは栄養素とその役割についてわかっていれば答えられる。これは小学校の授業の範囲。また、イは「かながわの特産品」を答える問題であるが、これも神奈川県に住んでいれば正しい答えが得られると思う。知識が必要であるが常識の範囲内、というか、小学校の授業をしっかり受けていれば誰でも正解できる問題である。

 

(2)パン1枚あたりの食塩相当量を正しく計算できるか?がポイント。これも問題を正しく読む力が必要であって、やはり読解力の問題。問題を正しく読み取って計算しなければならないが、小学校の授業で勉強するレベルなので正解できると思う。くり返し言うが、正しく読んで計算する力が必要とされる。算数よりも読解力と言われるのはこの辺にある。

 


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