2026年カンヅメ特訓

1月11日(日)、平塚中等受験生たちと毎年恒例の「カンヅメ特訓」を行いました。

この特訓は、ただ長時間勉強するイベントではありません。

「一日、本気で受験と向き合う」

その覚悟を、子どもたち自身が体で理解するための、大切な一日です。

 

朝、教室に集まった生徒たちの表情は、何か緊張感に欠けた、一生懸命よりも楽しむといった感じで、大丈夫かな?と言った不安も。楽しむことは大事だが、一番大事なのは合格に向かって突き進むことです。

天気も朝は曇り空。まるで自分の心、受験生たちの合格に向かう気持ちの強さを映すかのようでした。

 

そんな中、カンヅメ特訓が始まりました。

 

午前中は、適性検査の本番を想定した「本番練習」からスタート!

 

ただ問題を解くだけではありません。

時間の使い方、緊張したときの対処、焦りが出た瞬間の切り替え方などを解きながら考えていきます。

そして、終わった後は、自己採点の練習。

堀口塾流の自己採点方法で自分の取れた点数を確認しました。

 

「点数に一喜一憂しない」

「できなかった問題から目を背けない」

 

ということ、が大切です。

 

そして、

「今やるべきことは何か?」

「2月10日で全てが決まる」

「落ちたらどういう気持ちか想定してみよ」

まだまだ考えが甘いよ!もっと自分に厳しく!!

本番を迎える子どもたちに、あえて少し強めの言葉で伝えました。

それは叱るためではなく、逃げずに立ち向かう覚悟を持ってほしかったからです。

 

話をしながら生徒たちの表情を見ていたら、生徒たちの目つきが変わり、姿勢が変わり、空も次第に晴れていきました。

不思議なものですが、子どもたちの本気と空の様子は、いつもどこか重なります。

 

この時期になると、優しい言葉だけでは子どもは伸びません。

大丈夫だよ、なんとかなるよ、だけでは不安は消えない。

「やるべきことは、やってきた」

そう胸を張って本番に立つための心構えを、真正面から伝えました。

 

そして、堀口塾名物「計算道場」。

正直に言って、かなり難易度は高いです。

しかし、堀口塾の生徒たちは、計算を嫌がりません。

むしろ、「満点を取ること」が楽しい。

苦しいから逃げるのではなく、難しいからこそ挑戦する。

この姿勢こそが、合否以上に大切な力だと私は思っています。

 

計算力は、受験だけのものではありません。

一生涯、どんな場面でも役に立つ「考える基礎体力」です。

堀口塾を卒塾したあとも、この力を武器に、自分の人生を切り拓いてほしい。

そんな願いを込めて、あの計算をやらせています。

 

午後は、少し気分転換。

高久製パンさんまでお散歩をしながら、名物の弦斎カレーパンを食べに行きました。

毎年恒例の「マサイ族ジャンプ」で記念撮影。

全力でジャンプする姿を見ていると、

「大丈夫だ!頑張れ!!」

そう思わずにはいられませんでした。

本気で頑張れる子は、こういうときも全力で楽しめるのです。

 

教室に戻ってからは、平塚中等の先輩たちを迎える準備。

ホワイトボードいっぱいに、歓迎のメッセージを書きました。

 

そして、いよいよ「ようこそ先輩」の時間です。

 

実際に平塚中等に合格し、通っている先輩たちが教室に入ってきた瞬間、

受験生たちの目が一斉に輝きました。

「本当に存在する未来」を、目の前で見た瞬間だったと思います。

 

受験生からの質問は、どれも真剣そのもの。

・本番はどれくらい緊張しましたか

・直前は何を考えていましたか

・うまくいかなかったとき、どう切り替えましたか

 

先輩たちは、一つ一つの質問に、3時間以上かけて本気で答えてくれました。

きれいごとではなく、失敗も不安も、すべてありのまま語ってくれました。

身近な先輩たちからの言葉は、どんな大人の説明よりも、どんな本よりも、受験生たちの心に深く刺さったと思います。

 

受験生たちからは、

「本番まで頑張る!」

「不安がなくなりました」

「本番が少し楽しみになりました」

そんな声が聞こえてきました。

これこそが、この「ようこそ先輩」の一番の目的です。

 

その後、納得がいくまで計算道場を行いました。

終了時間は大幅に過ぎてしまいましたが、カンヅメ特訓は無事終了。

生徒たちは丸一日、逃げずに、真正面から「平塚中等合格」と向き合いました。

 

いよいよ、残り一か月を切りました。

ここから先、できることは限られています。

だからこそ、体調を整え、心を整え、本番を無事に迎えることが最優先です。

そして、その先に「合格」がある。

 

私はいつも思っています。

受験は、合格は大切ですが、それだけではない。

この経験を通して、子どもたちが一回りも二回りも大きく成長すること。

それこそが、教育の本質だと思います。

 

保護者の皆様へ。

ここまで、不安も、葛藤も、迷いもあったと思いますが、本当によく支えていただきました。

ここまで一緒に歩いてきたこと、それ自体が、立派な成果です。

 

あともう少し、受験本番まで頑張りましょう!!

 

がっちり!

頑張って行ってみようかいのう!

(堀口塾の合言葉です^^)

 

この言葉を胸に、最後まで一緒に走り切りましょう。