1月11日(日)、平塚中等受験生たちと毎年恒例の「カンヅメ特訓」を行いました。
この特訓は、ただ長時間勉強するイベントではありません。
「一日、本気で受験と向き合う」
その覚悟を、子どもたち自身が体で理解するための、大切な一日です。
朝、教室に集まった生徒たちの表情は、何か緊張感に欠けた、一生懸命よりも楽しむといった感じで、大丈夫かな?と言った不安も。楽しむことは大事だが、一番大事なのは合格に向かって突き進むことです。
天気も朝は曇り空。まるで自分の心、受験生たちの合格に向かう気持ちの強さを映すかのようでした。
そんな中、カンヅメ特訓が始まりました。
午前中は、適性検査の本番を想定した「本番練習」からスタート!
ただ問題を解くだけではありません。
時間の使い方、緊張したときの対処、焦りが出た瞬間の切り替え方などを解きながら考えていきます。
そして、終わった後は、自己採点の練習。
堀口塾流の自己採点方法で自分の取れた点数を確認しました。
「点数に一喜一憂しない」
「できなかった問題から目を背けない」
ということ、が大切です。
そして、
「今やるべきことは何か?」
「2月10日で全てが決まる」
「落ちたらどういう気持ちか想定してみよ」
まだまだ考えが甘いよ!もっと自分に厳しく!!
本番を迎える子どもたちに、あえて少し強めの言葉で伝えました。
それは叱るためではなく、逃げずに立ち向かう覚悟を持ってほしかったからです。
話をしながら生徒たちの表情を見ていたら、生徒たちの目つきが変わり、姿勢が変わり、空も次第に晴れていきました。
不思議なものですが、子どもたちの本気と空の様子は、いつもどこか重なります。
この時期になると、優しい言葉だけでは子どもは伸びません。
大丈夫だよ、なんとかなるよ、だけでは不安は消えない。
「やるべきことは、やってきた」
そう胸を張って本番に立つための心構えを、真正面から伝えました。
そして、堀口塾名物「計算道場」。
正直に言って、かなり難易度は高いです。
しかし、堀口塾の生徒たちは、計算を嫌がりません。
むしろ、「満点を取ること」が楽しい。
苦しいから逃げるのではなく、難しいからこそ挑戦する。
この姿勢こそが、合否以上に大切な力だと私は思っています。
計算力は、受験だけのものではありません。
一生涯、どんな場面でも役に立つ「考える基礎体力」です。
堀口塾を卒塾したあとも、この力を武器に、自分の人生を切り拓いてほしい。
そんな願いを込めて、あの計算をやらせています。
午後は、少し気分転換。
高久製パンさんまでお散歩をしながら、名物の弦斎カレーパンを食べに行きました。
毎年恒例の「マサイ族ジャンプ」で記念撮影。
全力でジャンプする姿を見ていると、
「大丈夫だ!頑張れ!!」
そう思わずにはいられませんでした。
本気で頑張れる子は、こういうときも全力で楽しめるのです。
教室に戻ってからは、平塚中等の先輩たちを迎える準備。
ホワイトボードいっぱいに、歓迎のメッセージを書きました。
そして、いよいよ「ようこそ先輩」の時間です。
実際に平塚中等に合格し、通っている先輩たちが教室に入ってきた瞬間、
受験生たちの目が一斉に輝きました。
「本当に存在する未来」を、目の前で見た瞬間だったと思います。
受験生からの質問は、どれも真剣そのもの。
・本番はどれくらい緊張しましたか
・直前は何を考えていましたか
・うまくいかなかったとき、どう切り替えましたか
先輩たちは、一つ一つの質問に、3時間以上かけて本気で答えてくれました。
きれいごとではなく、失敗も不安も、すべてありのまま語ってくれました。
身近な先輩たちからの言葉は、どんな大人の説明よりも、どんな本よりも、受験生たちの心に深く刺さったと思います。
受験生たちからは、
「本番まで頑張る!」
「不安がなくなりました」
「本番が少し楽しみになりました」
そんな声が聞こえてきました。
これこそが、この「ようこそ先輩」の一番の目的です。
その後、納得がいくまで計算道場を行いました。
終了時間は大幅に過ぎてしまいましたが、カンヅメ特訓は無事終了。
生徒たちは丸一日、逃げずに、真正面から「平塚中等合格」と向き合いました。
いよいよ、残り一か月を切りました。
ここから先、できることは限られています。
だからこそ、体調を整え、心を整え、本番を無事に迎えることが最優先です。
そして、その先に「合格」がある。
私はいつも思っています。
受験は、合格は大切ですが、それだけではない。
この経験を通して、子どもたちが一回りも二回りも大きく成長すること。
それこそが、教育の本質だと思います。
保護者の皆様へ。
ここまで、不安も、葛藤も、迷いもあったと思いますが、本当によく支えていただきました。
ここまで一緒に歩いてきたこと、それ自体が、立派な成果です。
あともう少し、受験本番まで頑張りましょう!!
がっちり!
頑張って行ってみようかいのう!
(堀口塾の合言葉です^^)
この言葉を胸に、最後まで一緒に走り切りましょう。
