2019年度平塚中等教育学校合格体験記

 息子が中高一貫に行きたい、と言い出したのは小5の夏休みです。我が家から一番近い公立中高一貫が平塚中等でしたので、夏の説明会と秋の文化祭に行き、平塚中等を目指すことになりました。

 

  私も夫も、中学受験の経験はないので「中学受験とは」「公立中高一貫校受検とは」ということを親が学ぶところから始めました。

当時読んで共感したのが

 

・『新版 公立中高一貫校合格への最短ルール』(若泉 敏・WAVE出版)

・『できるだけ塾に通わずに受験に勝つ方法』(松永暢史・扶桑社)

・『落ちたって、いいじゃん!』(金 廣志・角川書店)

 

の3冊です。夫婦で方向性を同じにしたかったので、夫にも読んでもらいました。

 

   知識量勝負の私立中受験ではないので、通塾なしで受検できるならそれにこしたことはない、と思っていましたが、5年の2学期から数か月「ママ塾」をやってみて、このまま塾なしだと母子ともに精神的にツライと思い塾を探しました。平塚中等へ多数の合格者を出している大手塾と堀口塾とで少し迷いましたが、個別指導であることや堀口先生のブログを拝読して我が家の方針とも似ていることから、堀口塾にお世話になることにしました。

 

 6月から公立中高一貫校対策の問題集を自宅で取り組むことになりましたが、最初はとにかく時間がかかる&問題文の意味がわからないと言ってキレる&結果全然進まない…という惨憺たるものでした。問題集は1つの単元が例題→たしかめよう→みにつけよう、とだんだん問題が難しくなるのですが、「みにつけよう」はやる気すら出ないという有様で…。そこで、とにかく頻出単元は「見たことある」にしようと思い、夏休みからは「例題を全部やる」→「たしかめようを全部やる」→「みにつけようを全部やる」と進め方を変えました。

 

 7月から学習時間はスマホアプリに記録しました。7月8月で学習時間が約164時間となり、本人の自信になったようです。最後の12月と1月もそれぞれ100時間を超えました。

 

  夏休み前の面談で堀口先生からは「メリハリをつけること」「勉強も大事だが、家族旅行や帰省も大事」とアドバイスをいただいたので、サッカーの夏合宿に参加、九州への帰省もし、週に1-2度はサーフィンに出かけて、受験生とは思えないほど日焼けしました。

 

習い事とサッカーは9月からはお休みしましたが「勉強中心の生活だけど、勉強“だけ”の生活にはしたくない」とは考えていました。

 

  10月頭には家族で白石康次郎さんの海洋塾に参加してヨットや釣りをしたりお話を聞きました。「好きなことなら頑張れる」「明るく元気に前向きに」「失敗しても、明るく前を向いていたら次のチャンスがくる」という白石さんのお話が印象に残っています。

 

  息子は絵が好きなので、秋には藤田嗣治展やモネ展に行き、お正月も1/2は科学館、1/3にはムンク展とフェルメール展をはしごしました。堀口塾じゃなければ「大事な時期に何をやってるんだ」と言われたのではないでしょうか。

 

  模試は公立中高一貫校向けの模試を6.9.11.12月、大手の模試を2月と9月、全国統一小学生テストを11月に受けました。公立中高一貫校向けの模試は本番と似たような問題ですし、保護者セミナーの情報も詳しく毎回参考になりました。

 

  先生からは「模試の結果は目安。一喜一憂しないように」と言われていたものの、11月の模試が酷い結果だった時には親子で「ヤバイ!」と焦りました。また、11月〜12月には息子のモチベーションも下がってしまい、このまま受検するかどうか、本人もちょっと悩んでいたようです。ただ、この不安は、中等生の先輩に会うことで解消されたようです。

 

 銀本については反省点がひとつあります。 最近の県立中等の傾向かもしれませんが、今年の問題は作業的なものが多く、そういう問題は息子が面倒がって嫌がるのであまりやっていなかったのです。まんまと作業的な問題が出題されたため、子供が嫌がっても銀本から「手を動かす問題」をやっておくべきだったと思いました。

 

  グループ活動対策は堀口塾での土曜講座のみです。息子は姿勢や癖、態度など注意を受けることが多く、先生からの指摘に反発することもありましたが、本番では堀口先生からの注意をしっかり守れたようで、グループ活動もうまくできたようです。

 

    適性検査後にはうっかり私が自己採点してしまいました。正答率が高そうな問題を落としていることがわかり、厳しいだろうなあと覚悟していました。受検の日までは落ちることは一切考えていませんでしたが、発表前はダメだった時になんて声をかけようかいろいろとシミュレーションをしました。

 自己採点は記述3問をゼロとして計算していたのですが、開示された得点ではどうやら記述がきちんと得点できていたようです。

 

 中学受験の合格を、よく「ご縁をいただいた」と言いますが、本当にそうだと思います。受検したお子さんは全員がんばって勉強しているので、合格・不合格の差はごく僅かであろうと思います。我が家がご縁をいただけたのは、次の3つのおかげだと思います。

 

1、本番の日を健康に迎えられたこと。

インフルエンザ大流行で本当に心配しました。運よく(?)1月最終週が学級閉鎖になり、自宅で過ごすことができました。

 

2、適性検査を楽しめたこと。

楽しめるくらいに勉強したことと、楽しめるような落ち着いたメンタルだったこと。

 

3、家庭の考えと似た方針の堀口塾に出会えたこと。

いたずらに不安を煽られることもなく、適度に息抜きをしながら受験生生活を送ることができました。

私はすぐアレコレと心配になるので、しょっちゅう堀口先生に連絡をしてはアドバイスをいただきました。自己採点後に落ち込んだメールを送った際も「(本人の楽しかったという)  手応えを信じて、結果を待ちましょう。  」との言葉に落ち着くことができました。

 

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…長々とすみません。

1年間本当にお世話になりました。

中等生活で何かあった際は、是非相談に乗っていただけるとありがたいです。